ケベック留学移民体験談
ケベック留学移民プログラムに参加されたお客様の実際の声です。KMさん
最初はトロントのカレッジに行くことを考えていましたが、結局ディプロマは取得できてもその後移民につながる道が見えなかったので、モントリオールに行くことにしました。特にどうしてもオンタリオ州に居たいというこだわりもありませんでした。モントリオールも慣れてしまえば生活はトロントとほどんど変わらず、むしろ経済面ではトロントより物価が安いので暮らしやすいです。
<フランス語の勉強>
英語は学生時代から割と勉強していたのである程度自信はありましたが、フランス語はモントリオールに行くまで一度も勉強したことがありませんでした。でも、せっかくカナダに居るのだし、いつかもう一つのカナダの公用語であるフランス語を勉強したいなとは思っていました。そのため、このプログラムへの参加をきっかけにフランス語を勉強できたのは良かったです。
フランス語は英語と共通する部分もあるので英語を熱心に勉強していたことが役立つこともありますが、反面なかなか英語の発音が抜けなかったり、苦労することもあります。むしろ、ケベコアと結婚したフランス語がとても上手な友人は、英語は不得意だったと言っていました。フランス語の勉強を始めるにあたっては、英語の得意不得意はあまり気にしなくてもいいのではないかというのが私の考えです。ただ、フランス語のビギナークラスは一部英語で進められる所が多いので、説明を理解できる英語力は必要だと思います。また、Vocational Schoolのクラスは勿論英語ですので、カレッジ入学レベルの英語力があれば問題ないと思います。現在、平日の夕方毎日行われるクラスをとっていますが、順調に進み来週から無事B2のCertificateクラスに進みます。
<Vocational School>
IDD(インテリア・デコレーション・ディスプレイ)を受講しています。日本では全く違うキャリアだったので最初は大丈夫かな?と思ったのですが、とても面白いことがわかりました。最初は色彩学の基本やデッサンから始めて、オートキャド、3D空間のデザインなど徐々に専門的な内容になっていきます。3週間のインターンインターンシップも楽しみですが、そのままその会社に就職する先輩も多いようです。就職先はIKEA、ホームデポといった有名企業からファブリックやインテリア専門のデザイン事務所に就職する人など様々です。
<アドバイス>
毎日とても充実していますが、とにかく勉強が忙しいのでアルバイトをあまりしている余裕はないかもしれません。資金に余裕をもって渡加するといいと思います。
MHさん
トロント滞在中になかなか移民へのパスが見えない中、QLSさんに背中を押されてこのプログラムに申し込むことにしました。
<フランス語の勉強>
モントリオールに来てからちょうど1年半くらいです。今年の9月までは週二回コミュニティーセンターのフランス語クラスに行っただけで、基本、独学で勉強しました。モントリオールは街の看板も含めてフランス語が溢れているので、わからない単語があれば調べたり、その気になればいつでもどこでもフランス語の勉強ができます。レストランでアルバイトをしていますが、常連のお客さんとは段々親しくなり、注文を取るときもお客さんに助けてもらいながら、フランス語の練習をしているような感じです。現在通っているフランス語学校には幸いB2 のクラスから入学を許可され、週末は9時から5時までフランス語漬けになっています。12月後半に試験があるので、B2取得に向けていよいよ追い込みです。
<Vocational School>
QLSさんからは内容はあまり期待しないで、移民のためと割り切ってくださいと言われてましたが、実際、モジュールごとに先生が分かれていて(計6人)、中にはモチベーションが低かったり、質問してもわからない先生もいます。それでも仲良くなると、授業以外のことでも親切に教えてくれる先生もいます。また、かねてからこの学校のアドミニストレーションのスタッフの対応の悪さも聞いていましたが、これはもうレイジーなのではなく根本的にその人の事務処理能力の問題だということがわかってきたので、それによってストレスを溜めないように心がけています。
<モントリオールの生活>
とにかく、フランス語、Vocational school、アルバイトと忙しい日々ですが、息抜きも大切です。私の場合は友達に恵まれ、特に同じ時期に入学したQLSの他の生徒さんたちとは先日も家族同伴でピクニックに行きました。皆で目的を達成しようと助け合いながらやっています。また、クラスの大半を占める中国人のクラスメートやバイト先などで知り合った現地の人たちとも仲良くやっています。
SOさん
本当はトロントに残りたかったのですが、QLSさんに勧められ移民のために思い切って一時的にモントリオールに移りました!
<フランス語の勉強>
だいぶ慣れてきましたがまだまだ語彙が足りないのを日々痛感します。これまで大学のコースを一番下のクラスから4レベル続けてとってきました。一番下のクラスでは英語の解説もあるのですが、だんだんフランス語の割合が増えていき、クラスが上がるにつれてゆっくりだったスピードが徐々に早くなっていきました。最後のクラスはほぼフランス語だけでした。11月中旬からプライベートスクールのB2クラスに変わる予定です。ルームメートがモントリオール出身なので、とにかくフランス語で話してもらうように頼み、毎日の会話が全てフランス語の練習になっています。職場の仲間にもできるだけフランス語で話してもらうように頼んでいます。(こちらの人は相手のフランス語が拙いとわかるとすぐ英語に変えてしまうので)
<Vocational School>
Draftingのコースをとっていますが、12月に終了し1月からインターンシップが始まります。クラス自体は“緩い”です。大体のモジュールは授業中に全て完結できます。ただ、見積もりを算出したりする計算のモジュールが少し難しいので家に帰ってから多少取り組んでいいます。授業の内容は自分の仕事に生かせそうなところもあるので、このコースをとったのは間違いなかったと思います。
<モントリオールの生活>
トロントに比べるとペースがゆったりした感じです。家賃も安いし生活はしやすいと思います。それなり生活を楽しんでいますが、やはりフランス語が流暢だったらもっといいかもしれません。個人的にはやはりトロントの方が刺激があり、自分の仕事のマーケットも大きいのでいずれはトロントに戻るつもりです。
OYさん
カナダの永住権取得を目指そうと一大決心をしました!なるべく早くカナダに行きかったのですが、初めてQLSさんに問合せをしてから実際の渡航までの準備期間は数か月しかありませんでした。そんな状況の中でも迅速に対応していただき、途中予想外なことも発生しましたがすぐにスカイプで打ち合わせをしたため、無事に入国できDraftingの授業開始に間に合うことができました。
<フランス語の勉強>
私の場合は、カナダに来る前からフランス語が話せたため、公式テストを受験してB2取得を目指そうと決めていました。ただ、しばらくブランクがあり、また、Draftingの授業が英語で行われるため、モントリオールに到着してからは授業以外の時間をなるべくフランス語で話すよう意識をしています。新しい言語を学ぶということは、本当に本人のやる気次第だと思います。私が初めてフランス語を勉強していた時、分からない表現方法や単語があった時はすぐに辞書を引いて意味を確認し、その表現・単語を実際に使って身につけていきました。フランス語のスキルアップは今も続けています。オフの時間、ニュースやラジオをフランス語で聞きリスニング力を高め、新聞やインターネットをフランス語で読みリーディング力を高め、カフェや買い物に行った時の定員さんとフランス語で会話しスピーキング力を高めています。初めてフランス語を勉強される方は『フランス語』と聞いただけで抵抗があるかもしれませんが、『フランス語』はフランスのカルチャーと結びつきが非常に強いため、私は初めにフランスのカルチャーを学びました。そうしたら、自然に『フランス語』という言語に興味がわき、親しみも増したため、そこからのフランス語の勉強は楽しかったのを覚えています。
モントリオールの人々がとてもフレンドリーということもあり、多くのシチュエーションでフランス語でコミュニケーションが出来た結果、ブランクがあったフランス語もブラッシュアップでき、幸い公式テスト(TEFAQ)は一度の受験でB2を取得することができました。面接官と話すスピーキング試験の時は面接官がとても意地悪な会話を投げてくるので、どれだけ相手の言っていることに対しフランス語で反論・意思表示できるかがとても重要だと思います。大変緊張しましたが、今となっては良い思い出の1つです。
<モントリオールの生活>
最後に、私も含め多くの方が心配されてらっしゃると思うモントリオールの冬ですが、私はこれから2回目のモントリオールの冬を迎えようとしています。去年初めてモントリオールの冬を体験するまでは「モントリオールの冬はとっても寒い!」と思っていました。もちろん、寒いのは事実でしたが、QLSさんや友人からのアドバイスを参考にしながらコートやブーツなどを購入し冬に備え、また、ダウンタウン内の地下道も発達しているので、冬の寒い時期は地下道を使って移動をするなどして初めての冬を乗り越えることができました!Draftingの授業は残り数か月でその後ついにカナダ永住権取得に向けての移民申請手続きです。これからも引き続きよろしくお願いいたします。
MYさん
<親子留学を経験して>
私の場合は、子供二人(小学校とデイケア)同伴の渡航でLester B.の小学校に入学予定で準備を進めていたため、Lester B.への入学手続きなどの前に一度下見として渡航前年の10月頃にモントリオールを訪れました。その際、事前にリサーチして気に入った学校数校のエリアの雰囲気、学校の近くで見つかりそうな空き物件、街の人々の雰囲気も見たりしました。小学校は事前に学校のウェブサイト上で発表されているAnnual Reportでどんなカリキュラムに力を入れているのか、卒業率、進学状況などを確認しました。私の子供が通学している学校はIBスクール(International Baccalaureate School)のため、駐在員の方々のお子様も通学しているためか学校全体が国際色豊かです。また、ESLの授業はありませんが、教師が母国語が英語ではない子供たちへの対応にも慣れているため、入学したその日から友達ができて本人もすぐに学校に溶け込みました。(もちろん、夏休み中に英単語を増やすなど、自宅で勉強はさせていますが渡航前に英語が理解できなくても何とかなります!)日々の宿題は今のところ殆どありませんが、数週間にわたって作業を進めるプロジェクト(時期によりテーマが異なる)への取り組みに励んでいます。あるテーマの背景についてリサーチし、そのテーマに関し自分なりの考えを組み入れて発表する、、、という感じのプロジェクトで「小さい時から何でも自分で考える」という北米スタイルの教育方針を目の当たりにしています。
下の子供の方は公立のDaycareに入園することは難しかったため、私立のDaycareに入園させています。こちらも事前にリサーチし、小学校の下見の際にいくつかDaycareの下見も行い、実際にRegistration Feeを払い席の確保を行っておきました。(席が確保できるDaycareは全てではありません。)結局、席を確保したDaycareではなく自宅近くのDaycareに入園させましたが最初に1つでも席を確保しておくことで万が一空きがなくてどのDaycareにも入園させられない!ということにならなかったので気持ち的に安心したのを覚えています。
<Vocational School>
子供たちの方は順調に進んでおり、私のVocational Programもこの間無事に修了することができました。スタージュ(インターンシップ)が始まる前にどのような場所で行うか少し悩んだこともありましたが、結局、知り合いのコネを使い、スタージュ先を自分自身で見つけました。自分自身でスタージュ先を見つける場合、学校のアプルーブが必要ですが、私のスタージュ先は特に問題もなくスムーズに審査を終えました。授業全体としては、幸い私の多くの教師は熱心にDraftingに関して教えてくれたため、いろいろと学ぶことができました。また、日々の宿題はないものの、In Class Assignmentが毎日出されたため、毎日授業に参加しないとついていくことができないと思います。
<アドバイス>
最後にアドバイスとして、モントリオールの街全体として人々はフレンドリーですが、住むエリア・フランス語が話せないなど、人によっては少なからず偏見を持っている人もいると長年モントリオールに住んでいる友人から話を聞きます。幸い、私の場合そのような経験はしたことはありませんが一情報としてシェアします。また、住むエリアにより英仏圏が異なるため、モントリオールに来て初めてフランス語を勉強される方はフランス語圏外(主に東エリア以外)に住む場所を見つけることをお勧めします。
KTさん
<モントリオールの生活>
バンクーバーに以前住んだことがあったため、同じ都会だし日本人が多いだろうと予想してモントリオールに来ました。が、しばらくして全然違うことに気づきました。日本人コミュニティーはもちろん、アジア系のコミュニティーがバンクーバーと違って殆どないので、いかにローカルの人と関係を築いていき、街に馴染むのかがキーだと思っています。例えば、私達夫婦の場合、同じアパートに住んでいる大家さん(ケベコワ)や他のご家族と仲が良いため、夏の時期は時間が許す限りみんなでイベントに参加したりしていました。今も良い関係は続いていて、一緒に買い物に行ったりしています。また、ケベコワということもあり、フレンチの勉強にもなっています。右も左もわからない私達に親切にいろいろと教えてくれました。現在はモントリオールでの生活に居心地の良さを感じています。また、バンクーバーと異なり、ヨーロピアンカルチャーなのでどこか人が温かい感じもします。今はモントリオールに来て本当に良かったと思っています。ただ、寒いです!初めて過ごす秋・冬ということもありますが、寒いです(笑)
<フランス語の勉強>
やはり初めて勉強する言語なので、学ぶのが大変です。でも、面白い!とも感じています。私の場合、英語があまり得意ではないので、この機会にフランス語を第2言語にしようと思っています。最初はPEQのためだけにフランス語を勉強しようと思っていましたが、実際授業に参加し始めると考えが変わり、「せっかく勉強するんだから、極めてしまおう!」と思い、フレンチが話せるクラスメートや大家さんはじめ、ローカルの方々のサポートもあって、大変ですが楽しんで学んでいます。これからも引き続きフランス語の勉強を頑張ります。
<Vocational School>
実は、最初の頃は「そのうちクラスの学生も半分位になってしまうだろう」と思っていましたが、全く逆で、遅刻してくる学生もいますが、殆どのクラスメートは真剣に授業に参加していることに少し驚いています。クラス内の雰囲気が良い!というのもあるかもしれませんが、私のクラスはまとまりがあってみんな明るいです。クラスメートの殆どは中国人、韓国人ですが、一人だけベネズエラ人の留学生がいて、その方ともう一人の日本人の方と一緒にグループワークをしたり、行動を共にしています。また、教師も色々と相談にのってくれたり、助けらながら今はやりがいを持って勉強しています。教師やクラスメートとの関係がいいせいか、初めて勉強するDraftingでもそこまで難しいと感じたことはあまりありません。ちなみに、今はAUTO CADやRevitのソフトウェアを使いながらDraftingの勉強を行っています。
<アドバイス>
思っていた以上に居心地が良いモントリオールですが、想像していた以上にフランス語圏でした。そのため、英語のみならず、フランス語のスキルアップは仕事を見つけるにあたり必要不可欠だと思います。これからモントリオールに来る人は、当然将来が心配だと思いますが(私自身もそうだったため)今できることに集中することが肝心だと思います。
TMさん
<モントリオールの生活>
以前ヨーロッパに留学したことがあり多少の海外生活の経験はありましたが、モントリオールに来て一番驚いたことは街の人々が周囲に対しとても親切な点です。日本でも「ゆずりあい精神」はありますが、モントリオールの人たちは私達家族が想像していた以上のものでした。例えば、私達が道端で困っていたら街の人が話しかけてきて道案内をしてくれたり、ベビーカーを押して地下鉄に乗ろうとしたら、4、5人の人たちが席を譲ってくれるなど、率先して「困っている人を見たら助けてあげよう」という精神が強く、街の人々のあたたかさ、フレンドリーさを感じています。周囲がそんな感じなので、私も今まで以上に自然とそのような行動を起こすようになりました。また、こちらの人たちは日本と違って、心にとてもゆとりがあるのでは、と感じています。そのため「譲り合う」など他人を思いやることができるのではないかとも思っています。
その他、モントリオールは景色が綺麗なので、週末は家族で近くの公園に行ったり、ダウンタウンのイベントに参加したりしています。夏は短いですがイベントは盛り沢山です。この間は見事な紅葉で有名なローレンシャン高原が見れるモン・トランブランまで遠出してきました。こんな感じで空いた時間は家族と一緒に有意義な時間を過ごしています。
これから初めての冬を迎えますが、こちらの方に「早くにコートやブーツを買っておかないとサイズがなくなる」と聞いていたので、10月位には一通りコートやブーツを買いそろえておきました。今年の冬は前年が暖かかったから、例年以上に寒くなると聞いているので、果たしてどんな感じになるのか少し不安です。。(笑)ただ、一応準備はしてあるためどうにか過ごしていこうと思います。
<Vocational School>
プログラム選びに迷う方もいると思いますが、私の場合は最初からDraftingに興味がありました。しかし、その後の就職のことを考慮するとComputing Supportの方がよいのではないかと思いましたが、日本で亀谷さんと面談した時に「今はDraftingの方がスムーズに受講開始可能」と聞き、一瞬で迷いが無くなり、また、とても嬉しい気持ちになったのを覚えています。そのためか、授業が始まってからは毎日が楽しいです。宿題は全くなく、授業中にプレゼンの準備やアサイメントなど、Drafting専用のソフトウェア(AutoCAD, Revitなど)を使用しながら主に図面作成に取り組んでいます。教師陣は質問すればいろいろと回答してくれるのでその点ではとても助かっています。学校を卒業する前にあるスタージュ(インターンシップ)や、その先の就職のことを考えると、少し不安な気持ちもありますが、サポートしてくれる教師陣がそろっているので、積極的にコンタクトを取って不安要素を無くしていきたいと思います。
<アドバイス>
このケベック留学移民プログラムへ参加するにあたっては、大きな決断をしなくてはいけないため、いろいろと迷いや不安もあると思います。しかし、可能ならばぜひチャレンジをしたほうがよいと思います。日々の勉強にフレンチの勉強、B2を取得しないといけない、、、というプレッシャーがありますが、決して不可能なことではないと思います。最後までやり遂げようとする強い信念がとても大事だと思います。あとは、周りの人たちと積極的に人間関係を築いていくことが重要だと感じています。貴重な情報が入ってきたり、辛いときの心の支えになってくれます。
最後に、実際にこちらに来て生活をしていますが、私達家族は全く後悔しておらずモントリオールに来て本当に良かったと思っています。